新しい職場や大勢での食事会など、初対面が集まる場所では会話に困ることってありますよね。人見知りであれば尚更何を話したらいいかわからなくなってしまう人も多いのではないでしょうか?
そんな時はあらかじめ話のネタを何個か用意しておくのがおすすめ。何個かトピックを準備しておけば慌てる心配もないですし、無言の時間も減り、意外な共通点を見つけることもできるかもしれません!
今回は初対面の人と盛り上がる会話ネタを集めてみました。相手の会話を上手に引き出すコツや、盛り上がりやすいトピックも合わせてご紹介します。
初対面の人には自分から話題を提供しよう
初対面の人と話す時は、いきなり質問せずにまず自分の話から始めてみましょう。話題を振ろうと必死になって、質問攻めにしてしまわないように注意してくださいね。
まずは自分のことを話して、相手がリラックスして答えてくれる雰囲気を作ることが大切。会話を続けていくうちに、共通の趣味や話題が見つかると一気に距離が近くなりますよ。
ひとたび距離が近づけば会話のハードルが下がり、お互いにすごく話しやすくなるはず。コミュニケーション力が高い人は、自分に知識がない分野の話題でも興味を持って相手に質問して話を引き出していきます。これができるようになると初対面でも会話はどんどん盛り上がりますよ。
初対面の人とは避けた方がいい会話ネタも
初対面の人とは避けた方がいい話題もあります。一般的に言われているのは「宗教」、「政治」、「容姿」、「お金」などです。人によって解釈が大きく異なるので、初対面でこれらの話題は避けることをおすすめします。
宗教・政治の話題
日本人は無宗教が多いと言われていますが、中には熱心に一つの宗教を信仰している人もいます。お互いに何も知らない状態で、軽々しく宗教について話すのはタブー。
知らなかったとはいえ、万が一相手が信仰している宗教を侮辱してしまったら関係は非常に悪くなるでしょう。
容姿
「背が高いですね」、「小さくてかわいいですね」など、見た目についての話題も避けた方が安全。こちらは誉めたつもりでも言われた本人はコンプレックスに思っている部分かもしれません。
同じ理由で「若く見えますね」など年齢についての話題もおすすめしません。セクハラに当たる可能性もありますし、初対面では軽々しく触れない方がいい内容でしょう。
お金
親しい間柄でもあまり詳しく話すことのない「お金」の話。もちろん初対面で収入や貯金額などを聞くのはNGです。年齢や職業によって収入や貯金が違うのは当たり前のことで、そこに踏み込んでくるのはデリカシーのない人だと思われます。
お金で相手を値踏みしているように感じる人もいるでしょう。
抑えておきたい自然に会話を続ける4つのポイント
01. 笑顔で明るく話しかける
初対面でも旧知の仲でも、人と話すときに一番大切なのは「笑顔」です。緊張した顔で話しかけても相手も萎縮してしまいますし、会話も盛り上がりづらいでしょう。
まず最初は明るく挨拶をして笑顔でフレンドリーに話しかけてみてください。敵意がないことを示し、話しかけてもいいんだ、という雰囲気を出すことが大切です。
02. 「はい」「いいえ」で終わらない質問をする
「はい」、「いいえ」で答えられる質問をクローズド・クエスチョンといいます。初対面での会話がこればかりになると一問一答のような雰囲気になってしまい盛り上がりません。
もし逆に、初対面の相手からクローズド・クエスチョンをされた際には、「はい」、「いいえ」の後に「私は○○なので〜」と会話を続けてみましょう。緊張している相手側も、話を広げてもらえればほっと安心してくれるはずですよ。
03. 相手の回答に共感する
相手の話や回答には必ず相槌を打ちましょう。「そうなんですか!」、「しらなかったです!」、「そのあとはどうなったんですか?」など、話に興味を持ってさらに質問してみましょう。
自分の話に興味を持ってくれることは誰しも嬉しいことですし、ちゃんと聞いてくれているんだなという信頼感にも繋がります。
04. 自虐的な話をしない
初対面の人と話すときに陥りがちなのが、謙遜しすぎて自虐的な話をしてしまうということ。冗談であっても自分を落とすような話し方をしていると、相手もその度にフォローするのが大変でうんざりしてしまいます。
初対面での会話はできるだけポジティブに、その場が明るくなるような言葉を選んでくださいね。
初対面の人とも盛り上がれる会話ネタ15選!
01. まずは会話のきっかけに「天気や季節の話」
年齢性別問わず会話の糸口にしやすいのは天気や季節の話です。「今日は暑いですね」、「まだ雨降っていましたか?」などの質問を投げかけ、そこからいろいろな話に展開させていきましょう。
02. 話題を広げやすい「出身地」
「ご出身はどちらですか?」という質問は初対面でも聞きやすい質問のひとつ。ご当地料理やおすすめの観光スポット、方言の話など、自分の出身地についての情報はみんなそれぞれ違いますので、相手のことを知るきっかけにも繋がります。
もし同郷だとわかった場合には大いに盛り上がりますね!
ただし、あまり細かく地域を詮索するのはプライベートな質問になり、相手が嫌がる可能性もあるので気をつけましょう。
03. 一緒なら大いに盛り上がる「学生時代の部活」
学生時代の話をするのであれば部活について聞いてみるのもおすすめです。同じスポーツをやっていたとわかったら会話も弾みますし、出身校は違っていても「部活あるある」で盛り上がることもありますよ。
04. 自分の知らない世界を知れる「仕事について」
仕事は人となりを形成する上で大きな要素を持っています。どのような仕事をしているかわかると、そこから質問もたくさん生まれます。自分が興味のある職種であれば質問できるチャンスにもなりますね。
05. 人それぞれなので質問しやすい「休日の過ごし方」
休日をどのように過ごしているかで、その人の生活スタイルや趣味趣向がわかります。インドア派なのかアウトドア派なのかなど大雑把でも個性が見えてくれば、今後どのように接するとより仲良くなれるのか考えるのに役立ちます。
もし同じような休日を過ごしているとわかれば最近ハマっているものの情報共有などもできるかもしれません。
06. 好きなものの話なら止まらない「趣味」
「趣味」は初対面の人に対する王道の質問でしょう。趣味と聞かれてもはっきり答えられない人もいるかもしれませんが、会話のきっかけにはなるでしょう。
もし自分に趣味があるのならまず自分の話をしてみるのもおすすめですよ。
07. お互い新しい知識になる「最近ハマっているもの」
すこし会話が弾み始めたら最近ハマっているものを聞いてみましょう。新発売のゲームや流行りのドラマなど、最近熱中しているものについては誰しも熱量も高くなるものです。お互いにおすすめを話せば、自分の知らない新しい世界を知ることができます。
08. いれば盛り上がることまちがいなし「共通の友達」
共通の友人とのエピソードは会話が続きやすいネタのひとつです。お互いに顔が浮かぶので話も盛り上がり打ち解けやすくなりますよね。
ただし共有の友人の面白いエピソードを話そうとするあまり、悪口にならないように注意しましょう。本人がいないところでネガティブな話をするのはNGです。
09. みんなが知っていることなら話しやすい「最近のニュース」
最近話題のニュースやスポーツの試合結果など、みんなが関心を持っていることは大人数でいるときにも話題にしやすいトピックです。特に大きなスポーツの試合の後などはこの話題だけでかなり打ち解けられるでしょう。
10. ライトな話題「テレビ番組や映画」
おすすめのテレビ番組や映画の話は、いつの時代も盛り上がるもの。同じ番組が好きだとわかればさらにコアな話ができますし、知らない番組だとしても紹介してもらえるので「今度観てみますね!」と次のやりとりに繋がりやすくなります。
最近ではネットの配信サービスでドラマを一気見する人も増えているので、同じドラマを観れていれば間違いなく盛り上がります。聞いて損のない質問ですよ。
11. 好みが別れても盛り上がるので安心「好きな芸能人」
好きな芸能人の話は初めての人が集まる場でも気軽に広げやすいトピックです。もし好みの芸能人が違ったとしても、お互いの推しの魅力をプレゼンしあえますし盛り上がるきっかけになりますよ。
12. ご飯に誘いやすくなる「好きな食べ物」
食べ物の話をすると「お気に入りのレストラン」や「お酒は飲むか」などいろいろな質問に繋げられます。もし意気投合すれば「じゃあ今度一緒に行きましょう」という流れになるかもしれません。
13. 画像や動画を見せる事もできる「ペットの話」
初対面の時はペットの話もおすすめです。写真や動画を見せることもできますし、面白いエピソードを話すこともできます。偶然同じ動物を飼っていれば、ぐっと距離が近づくでしょう。
もしあなたが珍しい動物をペットとして飼っているなら、相手の印象に残るかもしれません。
14. 旅先での出来事まで会話が広がる「旅行」
最近どこかに旅行に行った人は、旅先でのエピソートドークもおすすめです。旅先で食べた美味しいものやハプニングなど、まずはこちらから話してみましょう。その後に相手にもおすすめの旅行先などを聞いてみると、さらに会話も広がっていくでしょう。
15. 男性に聞くと盛り上がる「スポーツ」
スポーツ関連も定番の質問です。初対面の人に「何かスポーツをやっていますか?」と聞かれるのは、引きしまった体や健康的な雰囲気を指摘されているようで嬉しいものです。本当にやっていた時には間違いなく盛り上がります。
もしスポーツをやっていない人だとしても褒め言葉として受けとってもらえる可能性が高い質問です。
ちょっと話術に自信がある人におすすめなネタ5選
トークに自信がある人や、初対面でもある程度会話が弾んできたら以下のようなトピックもおすすめです。質問ばかりだとつまらないので、場が温まってきたら相手を笑わせられるような会話ができるといいですね。
01. 最近起こった面白かった話
自己紹介を兼ねて、最近のおもしろエピソードを話すのはおすすめです。ただし、相手に対して「最近なにか面白いことはありましたか?」という質問を投げかけるのはあまりにもざっくりとしすぎ。困らせてしまう可能性もあります。
まずはこちらのエピソードを話して、相手が「実は私も最近〜」と乗ってきてくれたら、次は聞き役に回って盛り上げましょう。
02. 過去の失敗談
過去の失敗談はクスリと笑えて、場が盛り上がりますよね。ただし話の内容がネガティブだったり、愚痴っぽくならないようにしましょう。自分の失敗談をユーモアを交えて話し、積極的に楽しませてくれる雰囲気は相手に好感を与えます。
自虐的になりすぎず明るい雰囲気で面白く話しましょう。もちろん友人の失敗談で笑いを取ろうとしてはいけません。あくまで自分の失敗談のみにしましょう。
03. 子どもの頃あるある・流行ったもの
同世代が多く集まる場であれば、子どもの頃のあるあるや、小学校の頃に流行ったアニメやゲームの話をしてみましょう。思わず「懐かしい!」、「あったあった!」と初対面でも関係なく盛り上がること間違いなしです。
いろいろと懐かしいものが出てきて、話が止まらなくなるかもしれませんね。
04. 相手の持ち物をほめる
初めて会った人でも、カバンや時計、洋服など素敵だなと思ったら遠慮せずに褒めてあげましょう。相手に「あなたに関心がありますよ」と伝わりますし、持ち物を褒められて嫌がる人はいません。
本人も気に入って身につけているわけですから、その良さに気づいてもらえると嬉しいものですよ。
05. 「どっち派?」、「もしも〜だったら?」ネタ
「犬派?猫派?」や「もしも無人島に何かひとつ持って行けるとしたら」などのネタは、鉄板です。初対面の人と1対1の時より、大人数が集まっている時にみんなで話すといろいろな意見が出て盛り上がりますよ。
気負いすぎずに初めての会話を楽しもう
いかがでしたか?初対面の人との会話は誰でも緊張するものです。
しかし心配しすぎることはありません。いくつか質問や話題を用意しておけばそれほど心配はいらないのです。
また、初対面の人との会話術は回数をこなせば、それだけ上達していきます。相手から話しかけられるのを待つのではなくこちらから積極的に話しかけてみましょう。
相手に興味を持ち、明るく会話を楽しめばきっと楽しい時間を過ごすことができますよ。
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